こちらのアイテムは2016/7/23(土)開催・第一回文学フリマ札幌にて入手できます。
くわしくは第一回文学フリマ札幌公式Webサイトをご覧ください。(入場無料!)

夜の子供とチョコレート

  • い-16 (小説|短編・掌編・ショートショート)→配置図(eventmesh)
  • よるのこどもとちょこれーと
  • 加条きりえ
  • 書籍|A5
  • 15ページ

  •    「キャンプ?」
    とな?
     ミーカこと、ミカエラ・ガヴラスは天才少女の二つ名を持つ、なかなか多忙なピアニストだ。彼女のコンサートチケットを入手しようとするなら、かなり苦戦を強いられるらしい。ミーカは夜にしか活動をしないと宣言しているため、私たちの病気は少しだけ知名度を上げていた。(まだ市民権を得るほどじゃないけどね)
     そんな忙しい白雪姫が、なにをおいても必ずスケジュールをやりくりして参加する。 それが『春キャンプ』らしい。 我が家の庭にテーブルと椅子を出しての、月光浴お茶会で白雪ちゃんが告げた。
    「毎年春休みにね、森の中の大きなコテージを貸し切って集まるの。 昼間はしっかり遮光してたっぷり眠って。夜は外でゲームをしたり、焚き火を囲んだり、モモンガの巣を覗きに行ったり…とにかく、たっくさん遊ぶのよ!」
     「へ、へぇーー」
    語気も荒く熱弁を振るうミーカに、やや気圧される。 それだけ楽しみにしているのはよく分かった。すごく分かった。
    「アンズは今年からの参加ね!」
     「え、私も行くんか」

    (「夜の子供とチョコレート」本文より)
    -----
    ゴーストライターのアンズは、異国の地で重い病にかかってしまう。
    陽の光を浴びることが出来なくなった彼女は、同じ病を持つ子供達によって、彼らの住む夜の世界を知っていくことに……

    残念ながら、シリアスな闘病記ではなく、ほのぼのまったりです。

    エブリスタさんで、サンプル公開中です。

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