娘として、母として、妻として、そして働く者として——。愛猫との別れ、仕事や学びの場で直面した苦難、理不尽に抗うための裁判、長い結婚生活の終わり。人生の岐路でためらい、揺らぎながらも、自分の心を掘り下げ、一つずつ決断してきた著者が、再出発までの軌跡を綴る。苦難のなかでこぼれ落ちた本音と、ほんの少しの希望をすくい上げた十篇のエッセイ集。
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