こちらのアイテムは2026/9/13(日)開催・文学フリマ大阪14にて入手できます。
くわしくは文学フリマ大阪14公式Webサイトをご覧ください。(入場無料!)

歌集『晴れ上がり』

  • つ-34 (詩歌|俳句・短歌・川柳)
  • かしゅう はれあがり
  • 今紺しだ
  • 書籍|四六判
  • 146ページ
  • 1,600円
  • https://note.com/consida/n/nd…
  • 2024/5/7(火)発行
  • ソフトカバー(マット加工) 13~23歳のときに詠んだ短歌、計310首を掲載しています。
    宇宙、青春、科学、夏、のどれか一つでもご興味ある方は是非お立ち寄りください。

    やわらかな風は吹き込む教室の春の濃度を高めるように(春の濃度を)
    目に届くころには過去になつてゐる君の光に手を振り返す(晴れ上がり)
    時よ止まれ西日の街で僕たちは琥珀の中の化石になれる(青と藍)
    通学路の古い喫茶を教わった読み飛ばしてきた単語のように(動点Pの冒険)
    君と吾はクォーツとルビーたり得るか増殖のための恋などすまじ(偏食のルビー)
    目や耳をもたざる薔薇が春を知り歓声として新芽を生ず(淡雪の指揮者)
    黒板に抱えこめない大きさの三角形を作図する君(海月になるまえは)
    抱き合いし記憶を脳に閃かせわがオルゴールを鳴らす実験(涙の電解)
    星空を友は迷はず撮らむとすピントを無限遠に合はせて(流星と勲章)
    雲が切れアガパンサスの柔らかき花は鋭き影を落としぬ(summerly)
    夕空を称うる我の演説を笑わず君は「わかる」と言いき(コペルニクス的な)

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