子どもは小学校の高学年くらいになると、「反抗期」に突入し始めます。
「うるさいなぁ...」「どうしていつも『ダメ!』って言うの?」反抗期真っ只中の子どもの声。
親のほうも「どうしていつも〇〇なの?」「もっと頑張りなさい!」ガミガミ怒ったり、エスカーレートするとついつい手が出たり...でも、お互い悪気はなくて、子どものために、親のためにと思っていたり「もっと私の話を聞いてほしい」と思っていたりするんですよね。
しかし、親子関係は子どもと一緒に作るもの。どんなに親が頑張っても、一方的に親の考えを伝えるだけで、子どもの考えていることを理解しようとしなければ、いつまで経っても理解し合えないままになってしまいます。
実は親と子、互いを理解し合うためには、「なぜ?」「どうして?」というほんのちょっとした言葉があればいいんです。でも、なかなかそれが難しい...
古代ギリシャの哲学者「ソクラテス」は「なぜ?」「どうして?」をよく自分や人に問いかけながら考えていたという話を思い出しました。釈迦・キリスト・孔子と並ぶ四聖人で、「哲学の祖」とも言われる人です。
もし「ソクラテス」に聞いてみることができたら...どんなアドバイスをしてくれるのだろう...。
きっと子育ての悩みは大昔から形を変えつつも、ずっとあるものだろうと思います。
2400年以上も昔から人の悩みに寄り添ってきたソクラテスの「普遍的な考え方」は、現代の子育ての悩みの解決にもきっと役立つだろうと思いました。
この本では、思春期の子どもが親に言われて嫌な気持ちになる言葉「NGワード」について、小学6年生の子どもが「AIソクラテス」に質問するという形で進めています。プロンプトに「ソクラテス問答法」を応用し「どうしてそう思うの?」とAIに質問しています。
「AIソクラテス」は、親子がそれぞれの視点でどんなことを考えているのか、これからの時代に必要となる力などの情報を、小学6年生でも理解できるわかりやすい言葉で説明してくれています。