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HOME Portraits of the Hakka

  • あ-09〜10 (ノンフィクション|ルポ・ドキュメンタリー)
  • ほーむ ぽーとれーと おぶ ざ はっか
  • 中村治
  • 書籍|大型
  • 120ページ
  • 4,500円
  • https://www.littlemanbooks.ne…
  • 2019/8/1(木)発行

  • HOME Portraits of the Hakka
    中村 治  

    4,500円/280×260mm/120ページ/上製本
    ISBN978-4-910023-00-7 C0072
    2019年8月1日発行

    第20回『さがみはら写真新人奨励賞』受賞

    装丁:文京図案室 三木俊一
    寄稿:田原(詩人、翻訳家)
    印刷/製本:株式会社山田写真製版所
    プリンティングディレクション:熊倉桂三

    *************************************

    中国福建省山間部に住む客家(はっか)と呼ばれる人たちとその住居を撮影した、中村治の1st写真集。
    黄色い光に包まれながら、「私」と「家」を巡って綴られる記憶と記録。

    故郷を失うことは、自分を失うことなのだろうか。 中国南東の山間部に異様な建物が点在するエリアがある。外界を拒絶するようにそびえる土壁。 一歩足を踏み入れれば、100 部屋はあろうかというほどの猥雑な集合住宅があらわれる。黄河中下流域から戦乱を逃れてきた「客家人」たちのこの住処は、客家土楼と呼ばれ、世界遺産にも登録される歴史的建造物だ。 1700 年もの歴史を刻むこの建築群には、老人の姿が目立つ。 中国の発展は人里はなれたこの山間にとっても他人事ではない。都市部へと出稼ぎに行き、都会の生活に浸った若者たちは、もう客家土楼に戻ってこない。主をなくした住処は中国の成長と反比例するように急速に荒廃しはじめている。 経済の発展には、時に様々な犠牲を伴う。しかし、歴史が年輪に刻まれるように、受け継がれなければならないものもあるはずだ。それこそが、今の自分自身を形づくるものなのだから。

    中村治
    広島生まれ。成蹊大学文学部卒。『移りゆく時代の変化に於いても、固有の価値を持ち続けるもの』をテーマに作品を撮り続けている。 ロイター通信社北京支局の現地通信員として写真家のキャリアをスタートする。坂田栄一郎に4年間師事。2006年独立以降、東京を拠点としつつ、各地で人物と風景を中心に撮影を続けている。 中国福建省の山間部に点在する客家土楼とそこに暮らす人々を撮影した写真集、『HOME-Portraits of the Hakka』(LITTLE MAN BOOKS 刊)にて、2020年、第39回土門拳賞最終候補、第20回さがみはら写真新人奨励賞受賞。 https://samphoto.jp

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