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【新刊】本読むふたり 日々、散策。読書会アーカイブ

  • さ-02 (小説|エンタメ・大衆小説)
  • ほんよむふたり ひびさんさくどくしょかいあーかいぶ
  • 村田奈穂 加藤優
  • 書籍|A5
  • 142ページ
  • 1,650円
  • 2024/9/4(水)発行
  • 三重県・伊勢外宮近くで書店を営む本屋・散策舎加藤優さんと、三重県津市久居・日々詩書肆室の村田奈穂さんが定期的に行っている読書会「日々、散策。読書会」のアーカイブです。

     ふたりが本屋として大切にしたいことが描かれた本を選んでじっくり語りあう、本を読むことと社会とつながることを考えてゆきます。

    課題図書
    ユートピアとしての本屋 関口竜平(大月書店)
    1984/一九八四年 ジョージ・オーウェル(KADOKAWA/早川書房)
    夜と霧 ヴィクトール・E・フランクル(みすず書房)
    新装版苦海浄土 わが水俣病 石牟礼道子(講談社)

     読書会の目的のひとつは、課題の本を読んでみて興味深かったところと、なぜいまその本を読んで欲しいのかを、みなさんにお届けすることだ。個人的にとくに大切にしているのはその本について、自分たちの生活とか最近の社会情勢とかと関連づけた話をすること。どの時代のどんな場所で書かれた本でも人間に共通する心の動きはあるものなので、なるべくその文学性を身近なものとして感じてほしいからだ。
     みなさんに読んでみたいと思ってもらえるような説得力のある紹介をするためにも、事前に読むときには一冊の本に書かれている内容はもちろん、たとえば登場人物の心の動きに寄り添いながら、物語世界の雰囲気に入り込みながら、著者の来歴やその本が書かれた当時の背景も調べながら、全体的な構成や本の装丁も気にしながら、なるべくじっくりと読んでいくことにしている。
     こうやって読んでいくとけっこう疲れるのだけど、ふつうに通読するよりも一冊の本として味わうことができるし、お客さんにも自信を持っておすすめできるようになる。よく考えたら当たり前のことかもしれないが、書店員こそしっかり本を読める環境で仕事をするべきなのになあと思う。 ―――「本という方法をつなぐために」より

    目次
    本という方法をつなぐために 本屋・散策舎 加藤優
    ユートピアとしての本屋
    1984/一九八四年
    再び共有地となるために 村田奈穂
    夜と霧 新装版苦海浄土 わが水俣病
    あとがき

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