関西拠点・出身の音楽家及び関西の独立系レーベルからリリースされた音源のレビューを掲載した、関西のオルタナティヴミュージックの現在を伝える音楽批評誌。片面には、それぞれの音源のイメージを解釈して描き下ろしたビジュアルを収録。新進気鋭の批評家たちによるレヴュー(三千字×五本)に加え、それぞれの音源のイメージを解釈して描き下ろした計5つのオリジナル・ビジュアルを収録。リソグラフ印刷ならではの色彩の美しさを引き出す、水彩絵具による表現を用いたビジュアルはポスターとして飾ることもできます。
収録内容(執筆者 - 音源)
つやちゃん - 大槻美奈『LAND』
細田 成嗣 - 音遊びの会『OTO』
大西 穣 - NTsKi『Calla』
imdkm - in the blue shirt『Cold December e.p.』
西村 紗知 - SjQ『Torus』
クレジット
企画・監修・編集:中本 真生(UNGLOBAL STUDIO KYOTO)
アートディレクション:見増 勇介(ym design)
デザイン・ビジュアル制作:鈴木 茉弓(ym design)
ロゴデザイン:三重野 龍
印刷:hand saw press Kyoto
協力:山本佳奈子
published by NISSHA FOUNDATION
Vol.1
Vol.1はWEBマガジン"AMeeT"にて公開しています。
収録内容(執筆者 - 音源)原 塁 - Kosuke Shimizu『MICROMACRO』
大西 穣 - Polar M 『MUSIC for NORTHERN LANDSCAPE』
井草 七海 - ゑでぃまぁこん『蜃気楼の中、あなた』
プロフィール
執筆
imdkm ライター。ティーンエイジャーの頃からダンス・ミュージックに親しみ、自らビートメイクもたしなんできた経験をいかしつつ、ひろくポピュラー・ミュージックについて執筆する。単著に『リズムから考えるJ-POP史』(blueprint、二〇一九年)。
大西 穣
バークリー音楽大学作曲科卒。『BRUTUS』『ユリイカ』『Intoxicate』『ONTOMO Web』『エクリヲ』などに寄稿。スティーヴ・ライヒ本『Conversations』の翻訳が二〇二四年秋頃に刊行予定。
つやちゃん文筆家。メディアでの企画プロデュースやアーティストのコンセプトメイキングなども多数。インディペンデント・アーティストを支えるコミュニティ「一般社団法人B-Side Incubator」理事。著書に『わたしはラップをやることに決めた フィメールラッパー批評原論』(DU BOOKS、二〇二二年)、『スピード・バイブス・パンチライン ラップと漫才、勝つためのしゃべり論』(アルテスパブリッシング、二〇二四年)、監修に『オルタナティヴR&Bディスクガイド』(DU BOOKS、二〇二四年)など。
西村 紗知一九九〇年、鳥取県生まれ。東京学芸大学教育学部芸術スポーツ文化課程音楽専攻(ピアノ)卒業。東京藝術大学大学院美術研究科芸術学専攻(美学)修了。「椎名林檎における母性の問題」(「すばる」二〇二一年二月号)ですばるクリティーク賞を受賞しデビュー。著書に『女は見えない』(筑摩書房、二〇二三年)がある。
細田 成嗣一九八九年生まれ。ライター/音楽批評。編著に『AA 五十年後のアルバート・アイラー』(カンパニー社、二〇二一年)、主な論考に「即興音楽の新しい波──触れてみるための、あるいは考えはじめるためのディスク・ガイド」など。国分寺M’sにて現代の即興音楽をテーマに据えたイベント・シリーズを企画/開催。
アートディレクション、デザイン
ym design二〇一九年設立。「美しいものとことの構築」を理念に、美術館やアートセンター、ギャラリーなどの文化芸術機関や、アーティストとの協働を主な事業として取り組む。グラフィックデザイン、書籍設計、パッケージデザイン、ウェブデザインを主要媒体とし、グラフィックとブランディングを往還しながら様々なプロジェクトに取り組む。主な仕事に「オラファー・エリアソン展」(麻布台ヒルズギャラリー、二〇二三)、「ミロ展──日本を夢みて:特設サイト」(愛知県美術館、二〇二二)など。
見増 勇介(ym design)アートディレクター、グラフィックデザイナー。ym design株式会社代表取締役。デザイナーとして国内外のギャラリーやアートセンター、美術館などで宣伝美術に携わる。二〇十一年より文字・音・グラフィックの関係を考える「phono/graph」に参加。ギンザ・グラフィック・ギャラリー(東京)、 dortmunder U (ドルトムント・ドイツ)などで展覧会やパフォーマンスなどを実施。二〇一九年度文化庁新進芸術家海外研修(短期・アムステルダム・オランダ)に選出。京都芸術大学情報デザイン学科准教授。アート・ユニット「intext」主宰。
鈴木 茉弓(ym design)グラフィックデザイナー。京都造形芸術大学(現 京都芸術大学)情報デザイン学科を卒業後、東京のエディトリアルデザイン事務所を経て、二〇二四年よりym design株式会社に所属。
編集
中本 真生(UNGLOBAL STUDIO KYOTO)一九八三年、愛媛県生まれ。京都を拠点に活動。文化芸術(舞台芸術・音楽・現代美術・映像・映画・漫画・漫才 他)に関する編集やインタビューを数多く手がける。近年の企画・監修・編集の実績として、現存するクラブでは日本で最も長い歴史を誇るCLUB METROの貴重な資料を収録したアーカイヴ・ブック『CLUB METRO ARCHIVE BOOK “DIGGING UNDERGROUND” VOL.1 1990-1994』(二〇二三)がある。また一方で、WEBディレクターとして文化芸術に関するWEBサイト制作のディレクション、展覧会・コンサート・作品の企画・プロデュースなどを行う。