隠密同心と女盗賊 老中の罠

• い-13〜14 (小説|エンタメ・大衆小説)
• おんみつどうしんとおんなとうぞくろうじゅうのわな
• 新美健
• 書籍|文庫判(A6)
• 250ページ
• 500円
• 2019/1/11(金)発行
• いつも仲睦まじく、誰もが羨むおしどり夫婦であった町方同心の影浦善朗とおし乃―。だがこの二人、互いに裏の顔を隠した仮初めの夫婦であった。影浦は北町奉行・遠山景元直下の隠密、おし乃は京の貴族の末裔で、巷で評判の女盗賊“猫御前”であったのだ。じつは遠山が、幕府と朝廷の架け橋になるよう夫婦の縁を結ばせていたのである。そんなある日、偽の“猫御前”が現れた!その正体に惑わされる影浦たち。二匹の“猫”を競わせているのは、幕府を快く思わない朝廷の仕業なのか!?が、遠山や影浦は、その裏に老中・水野忠邦の思惑が絡んでいることを知る。影浦、おし乃、偽猫・お夕…その対決の行方、そして三人に交錯する恋心の始末は?好評シリーズ、第二弾!!