高校演劇の台本、“
文学作品”として読んでみませんか?
高校演劇──素人の高校生がつくるプロ顔負けの世界がそこにあります。真剣に挑むからこそ、良い作品をつくりたいからこそ、丹念に書かれた台本があります。それは、読み物としてもとても面白いと思います。
なかなか外に出ることのない生徒創作作品を中心に、顧問創作作品も取り揃えています。
あの『アルプススタンドのはしの方』の籔先生の作品も収録していますよ。
【収録作品】
◎夢ぐらい語らせてください
✏️浅井日向子・井関優花・大道望央・本村綾夏(生徒創作)
2043 年、安定した生活が約束されるGOS 接種が義務化されたTOKYO。部活すら禁止された日常の中、夢をめぐる高校生たちの物語。
○ゲームオーバー
✏️籔 博晶(顧問創作)
西日本大会を終えたe スポーツ同好会。部室へ帰って来た彼らの想いは、どこに向かう?
○Bを待ちながら
✏️四宮 豊(顧問創作)
バス停とベンチ。別役実のような舞台空間ではじまる、県大会で負けた演劇部員たちの物語。紛糾する帰り道。演劇って何なん!?
◇旅立ちの日に
✏️西川龍生と籔 博晶(生徒顧問合作)
卒業式当日、誰も来ないはずの校舎の片隅の一室。体育館でのアナウンスが聞こえてくる。そこへ偶然集まった5人、それぞれの物語。
※『お試し版』に冒頭を収録
◎ぶれている、夏
✏️木下沙弥(生徒創作)
たった3人の写真部。3人だからってわかり合えてるわけじゃない。夢と現実、そして才能。そこにある青春の日々。
◇朝顔の咲く線路
✏️正垣結羽・大木谷佳昭(生徒顧問合作)
1945年夏の広島。電車を動かす女生徒たちにあった日常と戦争。そして……?
(2020年・創作脚本吉山賞)
◇たからもの
✏️高橋 蘭/藤居 徹(生徒顧問合作)
2021 年、コロナ禍。突然の公演中止。何もかもが制限され息苦しい日々。演劇部に入ったこと、後悔してない?
◎晴れの日、曇り通り雨
✏️古賀はなを(生徒創作)
陽もあまり差さない、人もあまり来ない校舎裏の花壇。卒業式の日、晴れの日。その花壇を舞台にはじまる友達のお話。通常運転。
(2022年・全国大会創作脚本賞)
※『お試し版』に冒頭を収録
◎湖上の蟬
✏️中村圭吾(生徒創作)
ある演劇部の部室。物語は約40年前(1983年)と現在(2021年)が交錯する。書けない台本、破られた台本。夜が更けていく中、見つけたものは……?
◎生徒創作 ○顧問創作 ◇生徒顧問合作
『GIKYOKU! Vol.1』収録作品のこと