10人の作者たちが思い思いにマザーグースと遊んで生まれた作品たち。
「マザーグースってなんだろう?」という方も、この一冊を読めば仲良くなれるかも。
さあ、一緒に遊んでみませんか。
①マザーグースと、たんか
「まざあぐうす短歌」菅江真弓
北原白秋「まざあ・ぐうす」に収録されている詩からインスパイアされた短歌たち。
親しみのある七五調で紡がれるマザーグースは、新鮮でどこか懐かしい響きです。
②マザーグースと、し
「アダプター」菅江真弓
「A社が究極のアダプターを開発した。」
現代の感覚で作る、新しいマザーグース。
「マザーグースと詩であそぼう」長月琴羽
お気に入りのマザーグースを訳してみたり、不思議な生き物でマザーグースを作ってみたり。
詩とマザーグースとで、いろいろ遊んでみました。
③マザーグースと、ものがたり
「誰が本を―」n.n.
夏休みの図書館。
少年はとあるショッキングな場面を目にする。
読まれぬ本の行く末、謎の協力者、少年の戦いの結果は…?
「世は歌を連れ 歌は世を連れ」夕凪奏
子供達が輪を作って、歌っている。
楽しそうに歌う彼らを見ている「私」は知っている。
彼らの、私達の最期を。
「No.2 Mk.I」五三一〇
今世紀に入ってからの多様ぶりというのは目を見張るものがある。
ライオンがハンバーガーショップでナゲットを食べる。ピンクのユニコーンはそれを見つめる。
彼らの学校生活は平凡で、過酷だ。
「Divination Rhymes」天野すずめ
ほんの一瞬だけ、彼と目が合ったような気がした。
決して叶わない思い。
それでもわたしは、手を伸ばしてしまう。
「ネコとあの子とロンドン橋」長月琴羽
ベスとアン。
ふたりきりの時にだけ呼び合える、ひみつの名前。
『おまじない』をとなえたら、今日はどんなことが起こるかな。
「羊と眠る日の話」柏木むし子
磁気嵐の去った朝、「私」は学校へ向かいます。
ペットのメリーはお留守番。
……のはずが、学校まで付いてきてしまったのでした。
柏木むし子さんのサイト「むしむしプラネット」は下記アドレス。
http://berry.velvet.jp/ds/
「愚者のレモネード」冬島さやか
圭吾が編入した私立橘学園の文芸部で、合宿が行われた。
そこで親しくなった同級生の明日菜に、タロットカードを渡される。
「愚者」を示した、そのカードに込められた意味とは…?
冬島さやかさんのサイト「Channel 666」は下記アドレス。
クトゥルフ神話&ダークファンタジー。
http://ch666.web.fc2.com/
「星野原風の丘」n.n.&あははの辻
火瑤に招待され、「なぞなぞの塔」に来た珂羅。
塔の中に仕掛けられた、たくさんの「なぞ」。
ヒントを頼りに登った塔の上には…?
④マザーグースと、さくひんしょうかい
「作品紹介」長月琴羽
「読書案内」n.n.
「読書案内」結城梗
マザーグースから連想した作品や、マザーグースについてより詳しくなれる作品について、3人の書き手が思い思いに紹介しています。
⑤テーマがい
「花は笑い人は咲く」夕凪奏
ここでは、人は死ぬと花になる。
美しく優しいはずの弔いに、いつしか不穏な影が芽吹く。
「花」を巡る人々の、臨んだ世界とは。
「アニソン歌手について」菅江真弓
アニソン歌手ときいて、どんなイメージを持つだろうか。
70年代から現代までの、「アニソン歌手」の定義や評価の変遷を語る。