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きみを せる第二ボタン

  • J-19 (詩歌|俳句・短歌・川柳)
  • きみを せるだいにぼたん
  • 鴇巣
  • 書籍|A5
  • 500円
  • 2020/5/6(水)発行
  • 234首収録。

    短歌界に麒麟児あらわる――。
    16歳の少年歌人、鴇巣(とうのす)による第一歌集。
    パソコン没収の危機を乗り越え、堂々のリリース。

    先輩に彼氏ができた もう僕はこんな部活に未練などない

    あの人のデータを使いまわしてるような見た目の君が好きだよ

    誰ひとり運転席を覗かない通勤電車に夢はあるのか

    高橋がすき 高橋は好きな人いるのかな いるんだろうな

    イヤホンの音を最大にすることが小心者の俺らのリスカ

    人間の交尾を自由研究にしている神がいませんように

    投げるたび紙飛行機の乗員は死んでしまっているのだろうか

    歩いてるだけで死にたくなるけれど君がいそうな本屋に向かう

    ドロケイで捕まったやつ地球行きみたいな感じでここにいるんだ

    リモコンになりたい ぼくが命じたらきみはエッチなことをするのだ

    美術部の幽霊部員一同と隣の駅でタピオカを食う

    今日からは高校生ではなくなって でも半月は使える定期

    あからさまにいじめてくれよヒーローが僕を助けにこられるように

    自転車の乗り方と同じ領域に君との日々を記憶している

    街灯のように思えてそれが月であったときの月の明るさ

    鴇巣(とうのす):2003年3月11日生まれ。15歳の時に短歌と
    出会い、Twitterへの投稿を始める。短歌賞への応募歴はない
    にもかかわらず才能を見出され、16歳で歌集の出版が決まる。
    趣味はソシャゲとネット小説。不登校を経て、現在は通信制
    高校に在学中。




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