「――どうかあなた達だけでも逃げ延びて」 そう書き置きを残して消えた両親を探すため、山の奥地に隠れて育てられた『銀の民(シロガネ)』の兄妹――
スイと
フウは家を出た。
協力し知恵を絞った末に両親を見つけ出すものの、それは二人をおびき出すための罠だった。助けに来た筈の二人を再び逃がすため両親は戦い、命を落としてしまう。
両親を目の前で失った二人は、その悲しみと怒りから自ら敵陣――王都――へと向かう。
最後の『銀の民』である自分達を追う国から逃げるのではなく、戦い、殺すために。
彼らは何かに突き動かされるように、血を浴びて笑う。
しかし二人に降りかかり、また巻き起こされた悲劇は国だけではなく列強、大陸、更には世界までをも巻き込む悪夢の始まりにすぎなかった。
アクション6割、ギャグ3割、その他1割でお送りするダークファンタジーライトノベルです!