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夕立

  • B-44 (小説|純文学)
  • ゆうだち
  • 梔子花
  • 書籍|A5
  • 70ページ
  • 700円
  • 2016/8/21(日)発行
  • ――もっと自由でいいんだよ、きっと――
     普通はどうするかとか、他人にどう思われるかとか、気にしないでさ。

     中高一貫の進学校に通う高校二年生のミホは、進路に悩んでいた。進路希望調査という名目で「お前は何をしたいのか」と問うてくる。それは、これまで大人に進路を決められてきたミホにとって初めての経験だった。
     周囲は四年制大学への進学を前提に話をしているが、果たしてその通りに進路を決めてしまって良いのだろうか。考える時間が欲しい、しかし目の前の日常はそんなものを与えてくれない。そこでミホは、せわしない日常から遠ざかり親戚の瑠衣子のもとで夏休みを過ごすことにした。
     そこで出会う人や出来事、最終的にミホの出した答えとは……。

     2013年の日本を舞台にした物語です。
     よくある、非日常の生活で何かを得て日常に戻っていく話を書きたくて書きました。サブテーマとして、福祉関係のことにも少し触れていますが、こちらはよくある「感動」とか「お涙頂戴」なんかやってやるもんか! という意志を持って書いています。
     2019年に活動を休止するまで多くの方に支持された作品の一つです。

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