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【新刊】アムネジア

  • D-23 (小説|ファンタジー・幻想文学)
  • あむねじあ
  • 石井鶫子
  • 書籍|B6
  • 800円
  • ──絶望の朝が来る



    有翼人の少女達が暮らす村にただ1人、翼無き者として生まれた「アムジネア」。好奇の目から逃れるために森で1人、暮らしていたが、ある日少女・リズがアムジネアの元を訪れて言う。

    「わたしにも、翼がないの。──わたし、アムジネア<魔女>がそうだって聞いて、会ってみたくて」

    静かに交流を深めていくアムとリズ。 2人は親友だった。
    リズの背に大きな翼が出現するまでは。

    「わたしは、知っている。リズの命があと1年もないんだってこと」
    「そしてここには──この世界には、リズを救える方法はないってことも」
    「だけど……」


    臆病な<魔女>の決心が、やがて世界の形を変える。

    「わたしは駄目なの。新しいものは怖いし、知らないことはもっと怖い。リズがわたしならよかったのに。わたしがあなたと代わってあげたいと思うのに、何も出来なくて、出来ないのに、あなたを失いたくない」

    「アムは強いわ。わたしのために怖いのも逃げだしたいのも泣きたいのも、全部、全部我慢してる。我慢できるのは強い人よ。大好きよ。あなたは大丈夫。──だからわたしのその日が来たら、わたしの手を握って、それから笑って、大丈夫って言って」


    世界の果て、賢者の答え、失われた世界と失われゆく世界。
    魔女の名を持つ少女アムジネアの物語。

    わたしは、たたかう。

    わたしのために、あなたとともに。




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