〈小説〉
中島隆「高津入堀川」(55枚)
ガチ私小説。かつて挫折を味わった土地に心ならずも引き寄せられてしまう不思議な縁を、埋め立てられた入堀川(行き止まりの川)を後景として描く。
谷口俊哉「俺もしくはゾンビの憂鬱」(28枚)
ハードボイルドタッチの短編。不死身のゾンビとして生きることを余儀なくされた男の苦悩を通して、人間という存在の本質に迫る。
稲葉祥子「筆談の妻」(50枚)
太宰治賞最終候補「装飾棺桶」の作者がおくる最新作。隠し事をしてきたことへの贖罪として体が不自由になった老妻の介護にいそしむ夫。最終局面で究極の判断を迫られる。
〈巻頭エッセイ〉こちらのブースもいかがですか? (β)
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