実店舗の開店前、「かみつれ文庫の場所をどのような空間にしようか」と想像を膨らませる度に、通っていた小学校のちいさな図書室を思い出した。そこは幼い頃の自分にとって、嫌なことがあるといつも逃げ込んでいた場所。ここなら「馴染もう」とか「合わせよう」とか考えなくてもいい、そのままでいいと思える場所。今の不安を落ち着かせるように、図書室の記憶を手繰り寄せた。(本文より)
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