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妖恋慕

  • く-06 (小説|アンソロジー)
  • あやかしれんぼ
  • 八塚かずや 宗辺黒ナフ太 時無紅音
  • 書籍|文庫判(A6)
  • 98ページ
  • 500円
  • 2022/9/25(日)発行
  • 異種族間恋愛三本立て。以下、あらすじ。

    『幸せいっぱいの涙』八塚かずや

     少年の絶望を救ったのは、手のひらほどの小さな少女だった。
     特殊な体質のせいで迫害されていた悪魔族の少年ジェムは、ある日ボロボロになった妖精族のティアと出会う。
     ジェムは迷いながらもティアを助けると、少女はありったけの感謝を口にした。
    「ありがとう! お礼に何でもしてあげるわよ!」
    「じゃ、じゃあ……僕と友達になって欲しいです」
     そこから新しく始まったティアとの幸せな日々。
     だが、ジェムの脳裏には常に葛藤があり……
     孤独な少年と人を幸せにする妖精との、不器用で等身大な恋愛短編 。


    『八十億の裏側』宗辺黒ナフ太

    「いってらっしゃい、メイ。気をつけてね」
    「……変なの。私がいったい、何に気をつけたらいいの?」

    黒髪の美女、メイと暮らすシズユキ。
    メイは人間を主食として生きる、人類とは決して相容れない存在だった。
    それでも二人は惹かれ合い、人間社会で穏やかに生きていくことを望む。『生きている人間は食べない』というルールを設けて仲睦まじく暮らしていた。
    だがある日をきっかけに、メイは空腹状態に陥ってしまう。
    愛しい恋人を救うため、シズユキは越えてはならない一線へと踏み入れ……。


    『藍と東雲』時無紅音

     画家であるハルの恋人は、絵の具の精であるシノだ。絵の具の精は一色につき一人憑いており、幼少期のハルには無数の絵の具の精が見えていた、しかしいつの間にか彼らは姿を消していて、今のハルに見えるのはシノだけになっていた。
     絵で生きていくため、ハルは来る日も来る日も絵を描き続ける。けれど、納得のいく絵が描けない。焦りからハルはさらに描き続け、気付いたらシノもいなくなっていた。














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