創作コスプレ写真と小説を融合させたフォトブックです。
モノと対話する双子のお話です。
「モノ」の声は聞こえるが、話すことができない弟。
「モノ」の声は聞こえないけれど、話すことはできる兄。
古道具屋を営む兄弟の元には、今日も奇妙なモノ達が集まってくる。
ヒトとモノが織りなす幻想ダークファンタジー。
A4判フルカラー/本文42P/会場頒布価格1200円
「——花嫁に、手向ける花が欲しいのです」
古道具屋を訪れたのは、布を目深に被った怪しい男。
どう考えても胡散臭いその依頼を、あろうことか弟は二つ返事で受け入れる。
「あの男は森の番人さ。一緒に森に行けば、珍しい鉱物や植物が山ほど手に入る。これを逃す手は無いよ」
弟の計算高さに呆れる兄。
軽口を叩きながらも、兄弟は森へと向かう。
だが「番人」という言葉には、もう一つの意味が隠されていた。
花嫁への花を求める男の真意とは何か。
そして、番人という呼び名が意味する役割とは——。
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