こちらのアイテムは2017/1/22(日)開催・第一回文学フリマ京都にて入手できます。
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月の夢

  • か-27 (小説|短編・掌編・ショートショート)
  • つきのゆめ
  • ひじりあや
  • 書籍|文庫判(A6)
  • 200円
  • 「夢村月海」と書いて「ゆめむらつぐみ」
     芸能人のような名前以外は、内気で人見知りをし特に目立った特徴のない高校2年生。
    つぐみそう信じ込んでいるものの、実際のつぐみはマイペースで少し独特な少女。
    太陽が光り輝く主役であれば、つぐみは脇役の月。
    物語の主役である光り輝く太陽にはなれない、そう信じているつぐみの日常の物語集。

    『月の夢』
    あたしのことだ。図書館でみつけたのは『月の夢』という題名の小説。 「夢村月海」という名前に重なる小説に、恋に落ちる予感がした。それを後押ししたのが後輩の篠原くん。彼と話し、つぐみは小さな、けれど大切な夢ができる。つぐみの夢の物語。

    『月の夜』
    眠れない夜。時刻は深夜1時。つぐみは夜の散歩にでかけた。 緑が丘公園の芝生広場までいき、寝そべって夜空を眺めていたら、近くで音がした。さきほどまで誰もいなかった場所に見知らぬひとがいた。怪我をしていた彼の背中には大きな翼が生えていて……。

    『月の恋』
    梅雨の中休みの晴れた日のこと。
    久しぶりの快晴が気持ちよくて、授業を受けるのがもったいなくて自主休講をしたつぐみ。屋上でひなたぼっこをしていると、同じく自主休講組の寺原さんと出会う。
    寺原さんの恋人のまりあさんがつぐみのファンであること、他にも隠れファンが多いことを知る。イギリスに留学しているまりあさんの話を寺原さんから聞くにつれて、ふたりに心惹かれていく。

     『月の歌』
     絶滅危惧種に近い駅の伝言板を通じて知り合ったつぐみと雪乃さん。知り合ってから五年。今、雪乃さんは駅の伝言板を題材にして舞台を作りたいという。
    雪乃さんから舞台の話を聞いた翌日から、緑が丘公園駅の伝言板にカクテルのレシピが書かれるようになる。雪乃さんかと思ったら、彼女は完全に否定する。誰だかは分からないけれど、懐かしさのあまり返事を書くと、さらに翌日、新たなレシピが書かれており……。
    駅の伝言板を題材にした日常の謎の物語。

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