こちらのアイテムは2024/6/16(日)開催・文学フリマ岩手9にて入手できます。
くわしくは文学フリマ岩手9公式Webサイトをご覧ください。(入場無料!)

フローラ・ダニカは夢をみた

  • C-35 (小説|短編・掌編・ショートショート)
  • ふろーら・だにかはゆめをみた
  • 梓野 みかん
  • 書籍|A5
  • 64ページ
  • 300円
  • 2019/3/21(木)発行
  • 少し前に書いたものですが、在庫があったので記念に(?)頒布します。


    時は、18世紀末のデンマーク。
    『フローラ・ダニカ』という名前で、植物図譜と、陶磁器が作られました。
    それらがなぜ作られたのか。
    定説はあるものの、それが絶対ではないことをいいことに、作者があれこれ妄想して描いた軽~い短編です。
    ガチガチの歴史考証はしていませんので、何卒ご了承ください。

    以下、各章の抜粋です。

    (Ⅰ.植物図譜)
     フレデリクはブチッ、と草を手荒に摘んだ。
    「マネじゃあ教授たちも納得しないから、堂々巡りだ。どうせ作るなら誰も見たことが無いような、ドーン!と、バーン!と爆発!するような図鑑がいいんだあ!」
     草を土ごとエーデルにぶつけ、フレデリクは地面に転がった。
    「爆発だあ!」

    (Ⅱ.磁器)
     今この瞬間も、バイエルは画家らしく手に絵筆を持ち、紙を広げた机に背中をまるめて覆いかぶさっていた。
    「また来たんですか」
     王様、とバイエルが暗い声で言う。対照的に、明るい声が後ろから飛んできた。
    「ウン、また来ちゃった」



ログインしませんか?

「気になる!」ボタンをクリックすると気になる出店者を記録できます。
「気になる!」ボタンを使えるようにするにはログインしてください。

同じ出店者のアイテムもどうぞ

向川ピリオドの失恋カフェの憂鬱ときどき牛Nの湯探訪湯はオリンポスにかぎる金曜日は雨がいいフローラ・ダニカは夢をみたThe Turning of Short storyThe Departure of Short Story

「気になる!」集計データをもとに表示しています。