大切なひとを失った<ミドリコ>
彼女は記憶を切り取って保管する
繰り返す日々が波のように記憶をさらってゆく
いつのまにか細胞はいれかわっていくという
「忘れたくないの」
ひとり境界線に立ち寄せる忘却にあらがう
けれど本当は
「ひとりじゃないよ」
そう呼びかけつづける物語
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手製本(コプティック製本)
繰り返す波、日々をあらわすように、三種類の紙をちぎってつくりました。
表紙には月面模様の白い紙。読み終わったら、どうぞクレーターへ触れてください。
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