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日本のクラフトビールのすべて

  • L-13 (評論・研究|食文化・料理・グルメ)
  • にほんのくらふとびーるのすべて
  • マーク・メリ、長谷川小二郎、徳畑謙二
  • 書籍|新書判
  • 228ページ
  • 1,600円
  • https://shasegawa.official.ec…
  • 2016/9/1(木)発行
  • 本書は2013年に発行された『Craft Beer in Japan: the essential guide』を、改訂・日本語版にした一冊で、2016年に発行されました。著者は関西大学教授であり、季刊誌「Japan Beer Times」で連載を持つマーク・メリです。

    つまり、ほぼ10年前の日本のクラフトビールの世界について綴っています。もちろん、現状とは大きく乖離がありますが、逆に、何が変わらずにあって、何が変わっているかを知るのに格好の一冊となっています。残念ながら現存していないブルワリーや飲食店の記録としての役割も果たしています。10年前の日本のクラフトビールについて分かる、資料価値の高い一冊です。

    2016年当時のほぼすべての日本のクラフトブルワリー、そして各ブルワリーの銘柄について分析され、率直な意見が綴られているという点で単なる銘柄紹介と一線を画しています。筆者は、ビールの良い点も悪い点も包み隠さず、ありのままに語っています。ビールの実際の味わいが詳しく描写され、多くのビールが星で評価されています。

    大変興味深いのはこの星評価です。例えば、たくさんのビールが星二つの評価を受けています。本書では、星二つは「平均的なビール」ではなく、「飲んでみる価値はあるが、好き嫌いが分かれそうなビール」を意味します。筆者は、ビールの評価はあくまでも主観的であるということを十分理解しています。逆に、紛れもなく美味しい世界レベルの銘柄には高い評価がつけられています。

    本書は、日本のクラフトビールについての「バイブル」となるように書かれたのではなく、ビールファンの間で会話や議論のきっかけとなるよう書かれました。「この本では星四つが付けられているけど、私はそう思わない」という具合です。

    さらに、日本のクラフトビールの歴史や文化についてや、「地ビール・クラフトビールのアイデンティティー」「酒税などビールの経済」といった話題も記されています。フルカラーで多数の写真も掲載されています。
    そして、長谷川小二郎の(共)訳書として初めての一冊でもあります。近年の翻訳・執筆との違いも楽しめるかもしれません。

    目次
    ・日本語版序文
    ・日本のクラフトビールの歴史
    ・地ビールと日本の文化的アイデンティティ―
    ・日本のビールの経済面の考察
    ・おすすめリスト
    ・地ビールフェスティバル
    ・日本のクラフトブルワリーガイド
     ・北海道  
     ・東北  
     ・関東  
     ・中部(北)  
     ・中部(南)  
     ・関西  
     ・中国・四国  
     ・九州  
     ・沖縄
    ・日本の大手ビールメーカー
    ・地ビール(日本のクラフトビール)が飲める店・買える店
    ・訳者あとがき
    ・インデックス

      ・著者紹介 マーク・メリ
    米国ニューヨーク州ロチェスター生まれ。1999年から京都在住。ニューヨーク州立大学バッファロー校で東西比較哲学と美学の博士課程修了後、東京、金沢、大阪で研究を行う。現在は関西大学文学部で環境哲学とエコクリチシズムを教える。余暇はビールと日本酒などを試飲し、それらについて綴ることのほか、環境哲学の研究や自宅にある「ウッドランド庭園」の世話をして過ごす。

    出版社の許可を得て、本体価格を出版社提供よりも安く提供しています(本書は再販制度の対象外です)。

    当日来られない方は下記通販ページをぜひご利用ください。
    https://shasegawa.official.ec/items/99405350

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