……俺、思ったよりやばいもんを借りてしまったかもしれない。
後日発行予定の小説『アストロノーツの幻肢痛』より、物語の幕開けにあたる冒頭部分をギュッと再編集してコンパクトな小冊子にしました。気軽な試し読みとして、あるいは頬杖書房を知るための一つの手がかりとして、お手に取っていただけたら幸いです。
あらすじ
地方都市で一人つつがなく暮らす千代田秋澄は、職場で薦められた便利家電を試そうと家電レンタルサイトにアクセスし、人型ロボットを手頃な価格で借りられることを知る。人工知能を搭載して高度な意思疎通を行い、借り主を〝マスター〟と認識して振る舞う自律型ロボット。果たして自分の手に負えるだろうか?
秋澄は酒の勢いに任せて「注文を確定する」ボタンを押した。一人と一体の二週間が始まる。
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(以下、2024年開催の文学フリマ福岡10当時の紹介文です)
小説本を出すべく動いていたんですが、諸事情でスケジュールが狂ってしまったため思い切って軌道修正し、冒頭部分を編集して小冊子にしてみました。すでに書き終えてる文章をまとめるだけだからまあいけるやろ、と高をくくっていたら、ページ数に収めるためにがっつり書き換える必要が生じ、「なんでこうなった……???」と首を傾げながら作った一冊です。
こういう経緯で生まれた本ですので、ストーリーとしてオチもなにもついていないのですが、わたし本人としては好きな要素を詰め込んで楽しく書いた(そして本冊発行に向けて引き続き楽しく書いていく)お話なので、お試し気分で手に取っていただけたら嬉しいです!