「もっと自由に生きていいんだ」と思える本。
自由奔放な筆者が贈る、おもちゃ箱のようなエッセイ集。
メッセージ性の強い作品から箸休めの面白作品まで、幅広く濃厚な10作品を収録。
気持ちに素直になる大切さに気付く一冊。
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ソウルメイト
ソウルメイトとは、過去世から縁がある人たちのことで、*---*---*---*---*---*---*---*---*---*---*---*---*---*---*---*---*---*---*---*---*---*---*---*---*---*---*---*
魂の深い繋がりがあると言われている。 ソウルメイトは多数いて、年齢・性別等様々だそうだ。 前世では親子だったけど、今世では友人だったりと関係性は毎回変わる。 家族や友人はもちろん、ライバルや敵がソウルメイトの場合もある。 お互いの学びのために今世でも出会い、影響を与え合っては別れる。 共に輪廻転生を繰り返しながら、魂の成長を助け合う存在だ。
私のソウルメイトの一人は妹だと思っている。 昔から二歳下の妹に不思議な感覚を抱いていた。 私たち姉妹のことを周囲の人は「見た目も性格もあまり似てないね。」と言う。 しかし、私は妹に対して「似てないようで実はすごく似ている」と感じている。 まず骨格が非常に似ている。 妹は華奢で私は骨太という違いはあるものの、二人とも手首が平たく、
背骨はS字に曲がっている。 丸顔で小柄な両親に対して、私と妹はなぜか面長で、
かつ身長も日本人の平均値そのままのほぼ同じ高さだ。 骨格が似ているため、声質も自然と似てくる。 妹の娘がまだ生まれたばかりで目がよく見えていない頃、
姪は私と妹を間違えたことがあった。 妹と声が似ているため、姪は初対面の私を妹だと勘違いし、
最初は安心しきった顔で私に抱かれていた。 しかし、違和感を覚えたのか、知らない人に抱かれている事に気付くと、
姪は完全に硬直してしまった。 私たち姉妹を知る人からは、姉の私がおっとりしていて、
妹がしっかり者という正反対のイメージを持たれるが、
実際は性格も似ている面が多い。 二人とも変に我慢強く、人に気を遣い過ぎる性格だが、
意外と頑固で、負けず嫌いなところがある。
趣味嗜好まで似ている。 離れて暮らしているのに、同じブランドの色もデザインも全く同じポーチや、
素材も色も全く同じストールを持っている。
それぞれの家のカーテンは、同じメーカーの同じデザインの色違いの物だ。 そういうわけで、二人とも実家に帰省している時はどちらが自分の持ち物なのか混乱することがあった。 好きな芸能人も一緒で、同時期にある無名モデルのブログを閲覧していたり、
好きなアイドルが三人も被っていたことがあった。 これが仲の良い姉妹なら、話が合う者同士、
持ち物や好きな芸能人が被ることはあるかもしれないが、私たちは別に仲が良い訳ではない。 むしろ水と油のような関係で、一緒に住んでいた頃は喧嘩ばかりしていて、常に険悪ムードだった。
(以下略)
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