こちらのアイテムは2019/10/20(日)開催・第五回文学フリマ福岡にて入手できます。
くわしくは第五回文学フリマ福岡公式Webサイトをご覧ください。(入場無料!)

ナツユ探偵事務所(続)

  • う-12 (小説|ファンタジー・幻想文学)→配置図(eventmesh)
  • なつゆたんていじむしょつづき
  • 水深彗
  • 書籍|A5
  • 56ページ
  • 900円
  • 2019/10/20(日)発行
  •  このイベントから初公開の新刊。『ナツユ探偵事務所』の続編です。

     真面目な霊能力者・夏虫と、真面目じゃない霊能力者・露草が、協力して怪奇事件に立ち向かう、ミステリーテイストのお話です。

     以下、各話のあらずじになります。

    鈴の巻 (二話)

    ----------

     いつもは、居心地の良い喫茶店として評判なのだろう。しかし、今のこの店は、とても居座れるような場所ではなかった。

    「いるね」
     露草が宙を見つめて、断言する。
     俺には、はっきりとその霊の姿は見えない。しかし、店内全体に重く黒い靄が漂っているのを感じた。

    ----------

     一話目『猫の巻』以前のお話。この話から読む人でもわかりやすいように少し加筆しています。


    湯の巻 (三話)

    ----------

     二階に上がると、向日葵と萌黄がある部屋の前で立ち尽くしていた。
    「どうした?」
    「あ……あれ……」
     露草が向日葵に尋ねると、向日葵はその部屋の奥を指さす。
     一人の男が、口から血を流し、倒れていた。
     まるで、死んでいるかのように。

    ----------

     宿で起こった『殺人事件』の話。


    茜の報告 (番外編)

    ----------

     水柿町に巡査として人事異動が決まったとき、前の派出所の先輩から妙な噂を聞いた。
    「茜、気をつけろよ。水柿町はよく出るって話だ」
    「出るって、何がですか?」
     買ってもらった熱い鯛焼きを頬張りながら、そう聞き返すと、先輩はニイッと不気味に笑い、顔の前でふらふらと両手を下げた。
    「幽霊」
    「またまたぁ、冗談はよしてくださいよ~」
     そのときは、先輩なりの餞別だと思って、笑い飛ばすくらいには気にしていなかった。

     ――ところが調べてみると、どうやら冗談でもないらしいのだ。

    ----------

     書き下ろし番外編。
     警察官・茜が主人公です。


     付録には例によって登場人物二人の詳細設定がつきます。
     今回は茜と烏羽です。

ログインしませんか?

「気になる!」ボタンをクリックすると気になる出店者を記録できます。
「気になる!」ボタンを使えるようにするにはログインしてください。

同じ出店者のアイテムもどうぞ

ナツユ探偵事務所(続)ナツユ探偵事務所自称名探偵Tシャツ村人Aは魔王様〜魔王、勇者と村を襲う〜海の生きものしおり