第六号合同誌。みんな寝たのでいただきます。天狗の会6冊目の本誌のテーマは『夜食』。小説2篇に漫画3篇、対談+αを収録しました。あなたの夜食はなんですか? 白黒印刷は遠足のしおりみたいで気に入っています。高確率で宣伝が朝になるので「朝なのに夜食」が合言葉。
なんで夜食べると美味しいのか、朝食べても昼食べても美味しいけどね。カロリーって美味しい。欲望には抗えない、夜食です。 ご好評いただき完売になったため、コピー本(白黒印刷)として復活いたしました。表紙も白黒印刷ですので200円です。印刷所にて製本したものではございませんのでご了承ください。コピー本は扉絵と裏表紙と白紙ページを省いて、44ページ構成になっております。本文、構成などは変更しておりません。
製本分(48ページ)は完売しました。ありがとうございました。
【収録作品】
(★は漫画作品です)
『怨念ラーメン』(羆たけし3,800文字)https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=9992346 羆さんのあいかわらずの世界観、『怨念ラーメン』。 これはあまり直視したくないいろんな現実を見てしまった気分に。 個人的にはシリーズ化してほしい。読んだ方には軒並み大好評です。ぜひご一読を!
(冒頭試し読み)或るメール。マグマ先生、よろしくお願いします。事の起こりは半年ほど前でしょうか。 ★『碁盤のスキマから~三杯目~』(サカトゲヨリオ)
待ってましたのサカトゲさん、碁盤のスキマから三杯目。謎の夜営業、ミスターPに謎の美少年二人組、なんだかもりだくさんのマンガ22ページ。お楽しみください。
★『ねこねこ通信』(大庭あやこ)https://gramho.com/media/1942646372113336376
あのかわいい猫ちゃん二匹と愛溢れる生活。猫派の人は読むべし。マンガ4ページです。
『おにぎり』(大山眞貴2,800文字) 夜の大文字山から、きらめく街を見下ろしてみる。鬼の気持ちになってみる。 大山の『おにぎり』はダジャレのつもりだったんだけど、だれもそれについてはコメントしてくれなかったな……子供に挿絵を書いてもらいました。 4Pの短編小説、読んでいただければ幸いです。
(冒頭試し読み)ドン、と腹に響く銃声のあと、木間に見えていた獣は痙攣して倒れた。食べ物の味がしなくなった、と気づいたのは数週間前のことだ。
★『ポテトチップスの魔法』(岸本める)
毎回捨て身のエッセイが話題のめるさん、いいのかその魔法かかったままで! ぶっちゃけすぎのマンガとエッセイ(?)見開き2ページで最後に爆弾投げ込んできます。
『東西夜食対談』(大山真貴、よしやま)
最後は主催の得意技、締切ギリギリの巻き込み事故に巻き込まれたよしやまさんと主催のなまなましい夜食についての対談です。カロリーなにそれ、おいしいよね! いかに腹を満たすか、食欲のままに食べる二人の対談、内容は意外に質素。しかしカロリーはすごいぞ。
『ララクラッシュ』(北中ねむ980文字)https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=9992403
そしてなんと締め切り当日のオーダーにすごい勢いで投げ返してきた北中ねむさんのエッセイ! レイアウトの都合で対談にいきなり殴り込みをかけてきたみたいに読めるのが面白すぎて、修正せずそのままにしました。 冒頭が壮大すぎる。
(冒頭試し読み)古来、夜とは眠りの時間だった。人間は太陽の出ている間に働き、食べ、夜は眠り、摂取した食べ物を栄養に変える。人が夜間に灯りを点すことを覚えてもなお、深夜の食事にどこか罪悪感を抱いてしまうのは、そんなかつての記憶が精神のどこかに息づいているからではないか。
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