ごろごろ

• う-37 (小説|純文学)
• ごろごろ
• Debby Pump
• 書籍|その他
• 36ページ
• 0円
• 2017/6/11(日)発行
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  　黒い雲に覆われた空が、ときおりびかびかと光っていました。ごろごろという音が鳴ったので、雷の落ちる音かなと思いましたが、電車の走る音でした。
  
  ーーーーー『ごろごろ』より抜粋
  
  
  #01『ごろごろ』
  　想像と光景、記憶と現象が混ざり合うような長い独り言。
  
  #02『はたちがおわる』
  　薄紅色を見つめながら二十歳を終える、なんでもない夜。
  
  
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