爪先に、結んだリボンをひっかける
- 南1-2ホール | G-57 (小説|エンタメ・大衆小説)
- つまさきに、むすんだりぼんをひっかける
- 七木香枝
- 書籍|文庫判(A6)
- 118ページ
- 2,000円
- 2026/11/8(日)発行
- 世界が一度滅びてから、千年と少し。
女学生上がりの女中と華族令嬢が垣間見る、リボンに彩られた世界の秘密。
目を伏せ、分を弁えることで平穏を守ってきた女学生・珠紀。
彼女のささやかな望みは、師範学校に進み教師として自立することだった。
だが、叔父によって女学校を退かされた珠紀は、さる貴いお屋敷で女中奉公することになる。
お屋敷には春宮とも親交のある若様、気難しいと評判の姫様、淋しがりやの次男坊の三兄弟が暮らしていた。
とある出来事をきっかけに、珠紀の運命は回りだしてゆく……。
秘密を見ないふりをしてきた少女と、否応なしに秘密が見えてしまう少女。
ふたりの少女の視点で織りあげる、大正浪漫×ディストピア幻想譚。
A6/小口染め/カバー・帯つき
