こちらのアイテムは2026/11/8(日)開催・文学フリマ東京43にて入手できます。
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ARO/ACE Culture vol.1 アロマンティック/アセクシャルには、猫と植物がよく似合う?──「ない」を描く難しさとARO/ACE作品が抱えるステレオタイプ

  • 南1-2ホール | Q-02 (評論・研究|ジェンダー・LGBTQ)
  • あろえーすかるちゃーぼりゅーむ1 あろまんてぃっく あせくしゃるには、ねことしょくぶつがよくにあう? ないをえがくむずかしさとあろえーすさくひんがかかえるすてれおたいぷ
  • ARO/ACEカルチャー研究会 鈴木陽介 眞鍋せいら 新井智也 高橋彩葉 のんびりさん いるよの話のひと 櫻井慈瑛 遠藤 森下朋美
  • 書籍|A5
  • 106ページ
  • 1,200円
  • 2026/11/8(日)発行
  • 【ARO/ACEとは?】

    他者に恋愛感情を抱かない恋愛指向の「アロマンティック(ARO)」と、他者に性的な魅力を抱かない性的指向の「アセクシャル(ACE)」の総称。


    【ARO/ACEカルチャー研究会とは?】

    ARO/ACEにまつわる小説や映画、ドラマ、漫画などを研究する集まり。2025年8月、文学や社会学などを専門とする若手研究者や作家・編集者などを中心に結成されました。月1回程度の頻度で研究会を開いて、取り上げた作品について「ここが良い!」「ここはダメだ!」「これはこう読める!」などなど、批判的な議論を重ねています。本誌は、その成果を広く共有するために創刊しました。


    【目次】

    はじめに


    [座談会]

    アロマンティック/アセクシャルには、猫と植物がよく似合う?

    ──「ない」を描く難しさとARO/ACE作品が抱えるステレオタイプ

     鈴木陽介/眞鍋せいら/新井智也/高橋彩葉/のんびりさん/いるよの話のひと/櫻井慈瑛/遠藤/森下朋美


    [対談]

    もっと短歌をAスペクトラムリーディングしたい二人のおしゃべり

     眞鍋せいら/いるよの話のひと


    [対談]

    『多聞さん』大好き仲間 二人のおしゃべり

     眞鍋せいら/いるよの話のひと


    [論考]

    『恋せぬふたり』と提喩的認識

    ──ARO/ACEカルチャーにおける個人とカテゴリー

     新井智也


    研究会の記録

    編集後記


    【参加者】

    鈴木陽介

    1995年、東京生まれ。書籍編集者、映像オペレーター、本屋の店番・イベント運営など。


    眞鍋せいら

    1996年、東京生まれ。詩人、作家。2025年、共編著『今日もクィアでクエスチョニング』を発行。第一歌集に『人魚と林檎』(港の人、2026年)。


    新井智也

    大学院生。本書の座談会にはオンラインで参加。


    高橋彩葉

    大学院生。日本のウーマンリブなどを研究中。座談会にはオンラインで参加。


    のんびりさん

    今座談会が初参加。大学でアセクシャル・アロマンティック分野に興味を持つ。


    いるよの話のひと

    またの名をDr.ギャップ。『いるよの話──クワロマンティック・アロマンティック・アセクシュアルの本が欲しくて作るの巻』という本を作ったり、しずかなインターネットでお喋りしたりしています。研究会には第6回から参加。


    櫻井慈瑛

    1997年、千葉県生まれ。会社員。大学ではアメリカ現代詩を学んでいた。日記と日記のような詩の境目について興味がある。


    遠藤

    1995年生まれ。研究会には第8回から参加。


    森下朋美

    1995年生まれ、神奈川県育ち。中日翻訳者。研究会には第6回から参加。



    【はじめに】

    アロマンティック/アセクシャル(ARO/ACE)やAスペクトラムへの認知が広がり、これらを題材にした映画、ドラマ、小説、漫画なども増えています。それらを鑑賞してみると「当事者のことをよく調べて描いているな」と感心することもあれば、「これはARO/ACEへの偏見では?」と思わせるような、ステレオタイプを無自覚に使ってしまっている作品も見られます。

    同じセクシャル・マイノリティでも、同性愛者やトランスジェンダーの方などが登場する作品は、長年にわたって批評や当事者による問題提起が続けられて、偏見を見直しながら質を高めてきました。それらに比べ、ARO/ACEを扱う作品は批評の歴史がまだ短く、そもそもどのような作品があるのかを体系的に整理・紹介される機会すら十分ではありません。

    さらに、ARO/ACEを登場させる作品ならではの難しさもあります。よくARO/ACEの特徴は、「他者に恋愛的/性的な魅力を感じない」と説明されます。この「ない」という状態からいかに魅力的な物語を紡ぐことができるのか? この問題は、いまも多くの作家さんたちを悩ませているかもしれません。

    ARO/ACEにまつわる作品に対する批評を前進させ、誰もが安心して作品を楽しめる社会をつくるために、『ARO/ACE Culture』の創刊号となる本誌では、「ARO/ACE作品が抱えるステレオタイプ」をはじめ、さまざまな問題をメンバーで議論しました。この本を手にとってくださった皆さまの参考になれば嬉しいです。


    【装画・表紙デザイン】


    イチジョウサヤカ

    クワロマンティック?アロマンティック?でアセクシャルのノンバイナリー。絵を描いたり、たまに文章を書いたり、物欲で生きていたりする。本業は雇われDTPオペレーター。

    2024年11月にZINE「好きな服着てケーキを食べる」を作成したが、風邪で文学フリマに出られず翌年5月に出展した。風邪をひきにくい生き物になりたい。(表紙、描かせてもらってうれしすぎる!)


登録日時:変更日時:


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