ZINE『3670』
- 南3-4ホール | そ-48 (ノンフィクション|エッセイ・随筆・体験記)
- じん さんろくななぜろ
- 小沼理
- 書籍|A5
- 2026/11/8(日)発行
- ゲイの脱北者である青年チョルジュンの葛藤と成長を描き、東京でも反響を呼んでいる映画『3670』のZINE。パク・ジュンホ監督と主演のチョ・ユヒョンさんへのインタビューと、小沼理のレビューを収録。
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鍾路3街6番出口を出ると目の前に現れる、屋台の雑多なきらめき。ゲイバーが立ち並ぶ平日の鍾路の静けさと店内の賑やかさ。再開発が進む梨泰院の明るさと暗さ。ソウルで全身で浴びた空気がそのまま映っているようで、ああこれは街の映画でもあるんだ、と思った。街と、そこにいくつも存在する小さなコミュニティの映画。 「街のあちこちで——映画『3670』レビュー」より
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小沼:ソウルのゲイタウンというと、鍾路3街と梨泰院があります。タイトルの『3670』は鍾路3街、6番出口、午後7時をあらわす符号ですが、梨泰院ではなく鍾路3街を物語の中心地に選んだのはどうしてでしょうか。
パク監督:鍾路のほうが韓国のゲイタウンとして長い歴史があります。この街には飲み屋もあればクルージングの場所もあり、かつてはハッテン映画館もありました。 鍾路は飲み屋やバーが多い場所で、梨泰院はクラブが密集している場所です。最初は鍾路で集まって、その後に梨泰院に遊びに行くようなイメージなんです。多くの人にとって、鍾路はいつもの街として帰っていく場所、梨泰院は遊びに行く場所という感じなので、自然と鍾路を選んだのだと思います。 「街を記録する、街の記憶をたどる——鍾路、梨泰院 パク・ジュンホ監督、チョ・ユヒョンさんインタビュー」より
