tantotの時々読書日記 Remix
- 南3-4ホール | に-15 (ノンフィクション|エッセイ・随筆・体験記)
- たんとっとのときどきどくしょにっきりみっくす
- tantot
- 書籍|B6
- 54ページ
「tantotの時々読書日記」は、本について語るポッドキャストです。小説もあれば、科学や人類学の本もあります。そのときどき手に取った一冊について、マイクの前で独り言のようにボソボソと、ホソボソと、話してきました。このZINEは、その放送をテーマごとに編み直したものです。いわば、ばらばらに届いた本の声を、同じ短波に載せて聴き直す――小さな「読書のラジオ」です。
ダイヤルを合わせると、普通なら一緒に語られない本と本がつながり始めます。神話の気配の隣に宇宙論。空回りする主人公の隣に、現場へ沈むエスノグラフィー。笑いの奥のあわれ。同じ世界にいながら一人であること。声と文字、箱のなかの記録、ふっと視点の移る庭。ジャンルが離れた本の声を、ノイズごと束ねた特集です。
ポッドキャストを聴いたことがない人でも、この冊子だけで読めるように書きました。一冊一回の放送では見えない取り合わせの妙を、紙の上で聞こえるようにしたつもりです。どの特集から開いても構いません。どこか一箇所でも、意外な隣同士の響きが耳に残れば、それで十分です。
では、周波数を合わせましょう。
