おまえたちにいたる惨劇
- 南3-4ホール | う-34 (小説|アンソロジー)
- おまえたちにいたるさんげき
- 見咲影弥
- 書籍|B6
- 140ページ
- 1,000円
- 2026/11/3(火)発行
見咲影弥個人誌。
クィアネスに翻弄されながら生きる青年たちの破滅と喪失、そして再生を描く短編集。
収録作品
01.星
大学3年生の僕は就活を見据えて参加した夏季インターンで高校の同級生・波多野と再会する。昔と変わらぬ距離感で接してくる波多野に戸惑いを覚えながらも、僕の心はやがて彼に開かれてゆく。同時に、忘れていたはずの仄暗い執着心が顔を出す。
02.再演
冬の朝、僕は電車の中で元文芸部の芹沢先輩と遭遇する。 ただそれだけの惨劇。 あなたと同じ速度で生きたかった。 あなたと同じ痛みに酔いたかった。 それでも。 あなたがいなくても、物語は続いてゆく。03.アライヴ
破滅願望を拗らせバンコクで退廃的な生活を送っていた私はある夜、ドラッグセックスの果てに人生の分岐点に立つ。感染確率1.38%、タイムリミットは72時間。
悪魔の誘いが私を破滅へと導く。
しかし、そんな中タイ人の青年・ムアンと出会い、私の心は生と死の狭間で揺れ動く。
鮮烈な痛みと飽くなき渇きを描いたクィア文学。
