舞台は、異なる速さの時間が同じ世界に存在する日本。時間の流れを変える「時間流域」と、一秒の感じ方を伸び縮みさせる技術「TiME」が、人々の暮らしを変えています。
小説家を志す伊鶴一太の街では、一秒は一秒のまま。彼に足りないのは才能ではなく、失敗する時間かもしれません。やがて一太は阿久原三津とともに、時間が止まった場所「流宮」を探す旅へ。その途中に現れるのが、さまざまな時間を一度に体験できるシジジー・フェスティバルです。
時間、海と宇宙、浦島太郎を手がかりに、「誰かと同じ時間にいる」ことを問い直す物語。そのページの向こう側が、2027年の横浜につながります。