銘仙をめぐる五つの短編
- 南1-2ホール | D-97 (小説|短編・掌編・ショートショート)
- めいせんをめぐるいつつのたんぺん
- 椎名 珠生
- 書籍|B6
- 66ページ
- 1,000円
- https://shiina-tamaki.stores.…
- 2026/11/8(日)発行
- 一枚の銘仙が、誰かの手から誰かの手へ。
祖母から受け継いだ着物を手放す母。 憧れの着物に、少しずつ手を伸ばす会社員。 好きなものを纏うことと、好きなものを仕事にすることの間で揺れる呉服屋の店員。 自分の「着たい」に踏み出そうとする古着屋の店員。 そして、人から人へと渡ってきた一枚の銘仙。
現代を生きる人たちの着物をめぐる五つの物語。
似合うものと、好きなもの。 誰かの期待と、自分の気持ち。 受け継ぐこと、手放すこと、そして新しく選ぶこと。
好きなものを選ぶのは、いつだって簡単とは限らない。 誰かの言葉が気になったり、似合うかどうか迷ったり、好きでいることさえ難しくなったりする。
それでも、誰かに決められたものではなく、自分で選んだものを纏う。 そんな小さな一歩を描いた、きものをめぐる短編集です。
