深夜三時の叙情 vol.4
- 南3-4ホール | う-31〜32 (小説|アンソロジー)
- しんやさんじのりりしずむ vol.4
- NCS創作部
- 書籍|A5
- 144ページ
- 1,000円
- 2026/11/8(日)発行
- システムエンジニアによる短編集・第4弾です。
「ハルシネーション」をテーマに、それぞれが小説を用意しました。
『凪どき』 ひいろ
「寄り海に、夢を見に行こう」――海辺の町に暮らす凪は、ひなたと澪と三人で、夏ごとに〈寄り夢〉を眺めて過ごす。風が止む〈凪どき〉、海の上には誰かの夢が寄ってくる。三人で見つめるほど、夢は濃く、本物よりも綺麗になっていく――。少女たちの、ひと夏の物語。
『満月亭殺人事件』 杉本
ひょんなことから遠い異国の地で営まれる旅館「満月亭」を訪れる長居と車折。休暇を楽しむはずだった二人は、密室殺人事件に巻き込まれる。 予期せず重要参考人となってしまった車折のため、長居は事件の謎を解く。
『月面』 穐田まどか
頭が月になってしまった青年は、普段気にしないようなことや昔のことに考えを巡らせ始める。 通うカウンセリングの先生との対話を通して、何かを見つけるまでの、少し不思議な物語。
『あの子は……』 那月
美也子という女性が残したモノ。なぜ彼女がその最後に至ったのか、主人公は美也子を知る人を尋ね、彼女の真実を知ろうとするが……。
『十日後、この街は沈む。』 巡璃巡瑠
占い師だけが知ってしまう、十日後に跡形もなくなる街の未来。救いたい人は大勢いるのに、その手はあまりにも小さい。諦めることも見捨てることもできないままあがき続ける、選択と後悔の十日間。
『かくあれかし』 遠野徒人
村のために、廃れた祭りを復活させたい。響子の願いに応え、巫女役を引き受けた環奈が姿を消す。「神様に捧げられたんじゃないか」――誰かの憶測が、捜索する村に広がる。やがて紡がれる言葉が現実を塗り替え始める。
