桃鞜2026秋号
- 南3-4ホール | う-75 (小説|アンソロジー)
- とうとうにせんじゅうろくあきごう
- あき、かねこ、きゅう、けん、ゆー
- 書籍|A5
- 600円
- 2026/11/8(日)発行
- ゲイの文芸サークルによるアンソロジー、第11弾! 今回の新刊のテーマは「SF」です。ゲイとSFをかけあわせて新感覚の小説が5作品収録予定です。
ぜひお手にとってみてください!
収録作品:
『端くれゲイのショートショート集』(きゅう)
二〇八五年、デバイスが会話の選択肢まで教えてくれる初リアル。法規制で国内最後となった発展場の、大晦日の最終営業。モテない男のもとに現れた、ハンチング帽の悪魔の新プラン。移住先の星を探す宇宙船で、六十日に一度だけ交わされる引き継ぎ。近未来から遠い宇宙まで、ゲイの欲望とヒエラルキーと孤独を、皮肉と笑いと少しの切なさで描く、四編のショートショート。
『海景』(あき)
21世紀後半、月面旅行が当たり前になった時代。5年間連れ添った夫と別れた蒼一は、友人に誘われ、ゲイ男性が集う月面ツアー「大人の修学旅行」に参加する。行き先は、新婚旅行と同じ月だった。パーティに馴染めず会場を抜け出した蒼一は、子どもの頃に憧れた元宇宙飛行士と出会う。
『箱庭と要塞』(ゆー)
ある日突然、人類が消えた。残されたのは、新宿の地下ハッテン場に偶然居合わせた三人のゲイ。三人は高い塀に囲まれた麻布の邸宅に身を寄せ、生き残るために共同生活を送ることにした。理性的に、賢く、互いを思いやる三人。しかし、塀に囲まれた家の中で、三人の生活は少しずつ別のものに変わっていくのだった。
『回転ベッドを求めて』(けん)
札幌に来ていた主人公ヒロは、マッチングアプリで知り合ったマサキとワンナイトセックスをしようとする。案内された昭和のラブホには、回転ベッドがあり、そのベッドでセックスをしたら二人の身体は入れ替わってしまった。身体をもとに戻すため二人は日本中を奔走することになる……。
『僕の作るシュウマイはうまい 後編』(かねこ)
自慢のシュウマイを手に、恋人・根室の「事務所」を訪ねた金城。同じ物ばかりが並ぶ雑居ビルの地下には、根室の部屋の完璧な複製と、知らない男の暮らす部屋があった。
釈放された根室は豹変し、金城は逃げるようにタイへ。異国の夜、相変わらずうますぎるシュウマイが金城を翻弄していく。
