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愛国とレコード

  • 南3-4ホール | い-59 (評論・研究|文化研究)
  • あいこくとれこーど
  • 辻田真佐憲
  • 書籍|A5
  • 93ページ
  • 500円
  • https://kaiin.hanmoto.com/bd/…
  • 2014/11/10(月)発行
  • アサヒ蓄音機商会を中心とした、戦前軍歌のレーベル写真と歌詞の詳細な解説。                 「戦争は商機だ、ドンドン軍歌を売りだせ!」。アサヒ蓄音器商会は、大正時代から昭和戦前期にかけて名古屋に存在したローカル・レコード会社である。代表的なレーベルとして「ツルレコード」と「アサヒレコード」を擁し、首都圏・関西圏の大手企業に伍さんとして、次々に尖鋭的な企画を打ち出していったことで知られる。
     軍歌とはそもそも日清戦争以来「儲かる商品」であった。ナショナリズムに燃え立つ民衆はこれ以上ない軍歌の消費者だったからだ。そこで、日本の企業は明治時代から我先に軍歌を濫造し、金銭を稼いでいたのである。従って、ツル・アサヒの軍歌は、ローカルでありながら、実はユニバーサルでもある……例えば、我々の身近に低劣な「愛国コンテンツ」が存在しないだろうか。低劣とバカにするのは結構。だが、その実力は決して無視できない。大名古屋の軍歌はまさにその論拠となるのではないだろうか。                                《目次》
    主な収録内容

    時局小唄:噫従軍記者の歌
        (血染の鉄筆)
    時局歌:航空大行進曲
    時局国民歌:雪の戦線
    時局小唄:防空の歌
    時局小唄:陸戦隊行進曲
    時局小唄:リットンぶし
        (認識不足も程がある)
    時局小唄:昭和青年愛国歌
    時局小唄:昭和青年神軍歌
    流行歌:躍進節
    新流行小唄:日満おどり

    流行歌:輝く大満洲
    連盟小唄:十三対一(名誉の孤立)
    愛国歌:祖国の前衛
    愛国歌:若しも召集令が下ったら
    軍歌:上海陸戦隊の歌
    軍歌:南京陥落祝勝歌
    軍歌:凱旋(あな嬉し喜ばし)
    愛国歌:漢口陥落だより
    軍歌:軍艦行進曲
    軍歌:爆撃千里
    描写劇:五・一五事件 血涙の法廷  (海軍公判)


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