句集 酸欠の蝶
- 南3-4ホール | ち-78 (詩歌|俳句・短歌・川柳)
- くしゅう さんけつのちょう
- 百瀬一兎
- 書籍|四六判
- https://gendaihaiku.gr.jp/ite…
- 2026/5/15(金)発行
第42回兜太現代俳句新人賞受賞の百瀬一兎による、待望の第一句集!
受賞作「火の聲」を含む全337句収録。「句材や文体などに統一感がないことは自覚していますが、この”あっちこっちいく”句柄が、いろいろなことに興味がある自分のらしさだと思い込むようにしています。」―著者あとがきより
作品紹介
【自選10句】
ビー玉を失くしたままの二学期来
飴嚙めば鋭くなりて藤の下
蠛蠓のひとつひとつに有る引力
さくらさくら祖母を燃やした火はどんな
蛾の骸掃くうらがへる掃く毀れる
暖房を早めにつけるだけの愛
眠らざる嬰はひとすくひの銀河
風邪心地わたしの龍を見失ふ
たくさんの神ゐる地球しほまねき
この猿の腰掛から街が腐る【目次】
鳥の重心
右利き
それぞれの太陽
君やうやく
陽の色
消失点
跋 ―句集『酸欠の蝶』に寄せて 田島健一
あとがき【著者紹介】
百瀬一兎(ももせ・いっと)
1997年 千葉県生まれ
2020年 作句開始
2024年 「炎環」入会
第42回兜太現代俳句新人賞 受賞
2025年 炎環賞 受賞
炎環新人賞 受賞
