───ナイチンゲールも私も、病いと共に生きてきた。
『共病記はとっくに始まっている──病いと共に生きる日々とナイチンゲール』は、病気でほとんど寝たきりで暮らす筆者の1年5ヶ月の日記と、フローレンス・ナイチンゲールについて書いています。
線維筋痛症と慢性疲労症候群(筋痛性脳脊髄炎)という病気を抱えながら生きる日々と、ナイチンゲールの病いをたどりながら、病いと共に生きること、共病を考える一冊です。
日記は、2025年3月から2026年7月までの1年5ヶ月分を収録。2026年3月にゲンロンy創刊号の投稿論文で商業誌デビューしたことや、本の制作、お家で暮らす猫との暮らしや病いのある日常などを綴っています。また、当時を振り返る書き下ろしコメントもあります。
そして、ナイチンゲールについてのエッセイも収録。病いと共に生きたひと、ナイチンゲール。ナイチンゲールの誕生日にちなんで制定された、線維筋痛症や慢性疲労症候群などの啓発デー。ある日、啓発デーのサイトを見ていたら、ナイチンゲールは30代半ばでブルセラ病にかかった後、慢性疲労症候群のような状態になり、その後はほとんど寝たきりで過ごしていたことを知る。しかし、疑問が残る。そうして、ナイチンゲールの病いの謎を追い、その先に見えてきたのは、共病のナイチンゲールだった。
ゲンロンy創刊号 投稿論文「共病のすすめ──フリーダ・カーロと病いを生きること」に続く、新たな共病記。
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『共病記はとっくに始まっている──病いと共に生きる日々とナイチンゲール』目次
目次
はじめに
第一章 共病記を書いてみる
1.二〇二五年三月〜二〇二六年七月の日記
2.哲学を「謎の怪しいジャンル」だと思っていた私が、商業誌デビューするまで
第二章 共病を考える
病いと共に生きたナイチンゲール───慢性疲労症候群の啓発デーから共病へ
おわりに
参考文献
初出一覧