こちらのアイテムは2026/11/8(日)開催・文学フリマ東京43にて入手できます。
くわしくは文学フリマ東京43公式Webサイトをご覧ください。

東京ダークツーリズム

  • 南3-4ホール | い-15〜16 (詩歌|俳句・短歌・川柳)
  • とうきょうだーくつーりずむ
  • 黒田 涼
  • 書籍|四六判
  • 264ページ
  • 2,300円
  • https://shop.kasamashoin.jp/b…
  • 2026/9/28(月)発行
  • 今日の繁栄は「無数の死」の上に成り立っている
    世界で最も非業の死が多い街、江戸・東京。大火から震災、空襲、疫病、暗殺まで――あらゆる惨禍から立ち上がってきた奇跡の首都。死者の無念と先人の克服の歴史を知る、全く新しい東京案内(ガイド)

    近代的なビルや瀟洒な住宅街、緑あふれる公園。私たちが歩く東京の様々な場所が、実は苦悶の末に亡くなった人々の終焉の地であることをご存知だろうか。
    明暦の大火をはじめとする大火災、関東大震災などの大地震、そして東京大空襲。それ以外にも、大疫病や飢饉、遊郭で命を落とした女性たち、凄惨な事件や大事故。さらには、磔や火炙りが行われた処刑場跡や、テロ・暗殺の現場まで。数百年もの間、東京はあらゆる種類の大量死に襲われ続けてきた。今の日本の世界トップレベルの安全性や治安の良さは、これら膨大な犠牲者への反省と、先人たちの絶え間ない努力の礎の上に成り立っていると言える。
    本書は、著者の造語である「悲業城市」江戸・東京を歩き、見慣れた日常風景に覆い隠された惨禍の現場をたどる歴史街ガイドである。
    過去の悲劇をただ忌み嫌うのではなく、死者に思いを致し、今日の平和に感謝して、未来の「災害死ゼロ」へ備えるための東京案内であり、中学・高校の調べ学習として、平和を考えるきっかけにもなる一冊。

    【目次】
    まえがき
    第1章 火災編
    火災で命を落とした人は10数万人から20万人ほどと思われる--
    第2章 天災編
    東京はあらゆる天災に襲われ何千、何万もの死者を出し続けてきた--
    第3章 疫病・飢饉編
    食料輸入をしなかった江戸時代、不作・凶作は常に飢饉を引き起こした--
    第4章 遊郭編
    江戸・東京は世界最大の売春都市ではないか--
    第5章 事故編
    明治期以降、工業の大規模化とともに事故も悲惨になった--
    第6章 事件編
    辻斬り押し込み強盗は当たり前。明治以降も凄惨な犯罪は絶えず--
    第7章 処刑編
    死刑の中に磔だの火炙りがある。その実際はどうだったのか?--
    第8章 テロ・暗殺編
    政治の中心地である江戸・東京ではテロ事件も極めて多い--
    第9章 戦乱編
    江戸・東京で避けて通れないのが第二次世界大戦時の空襲被害だ--
    あとがき

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