シリーズ第4巻。舞台は、冬の大利根(おおとね)。
四六判224ページ/総ルビ(すべての漢字にふりがな付き)/挿絵15枚
2026年11月14日発売/文学フリマ東京43の会場で先行販売します
冬の大利根。いちごハウスから、よく熟れた実が夜のうちに消えていく。それも、ぴったり六つずつ。
相談を受けたのは、東京から越してきた小学5年生の悠人と、穂乃香、拓海、美空の4人の「少年探偵団」。いちご一筋五十年、勘で育てる親方と、データで育てる三年目の弟子。すれ違う二人のあいだで、4人は真冬のハウスへ通いはじめる。
舞台は埼玉県加須市の大利根。刈り跡の続く田んぼ、町をめぐる用水路、大水にそなえて庭に土を盛った水塚、軒下に吊るされた木の舟・揚舟。外は冬のまま、中は春のままのいちごハウス。水とともに暮らしてきた町の記憶と、そこで働く人の心を描く。
本文の漢字には、すべて上に小さくふりがなが付いています。
文字は小学校中学年から読めます。心情を深く描く物語なので、内容は読書に慣れたお子さん(小学校高学年)から大人まで。親子で一緒に読むのにも向いています。
埼玉県加須市を舞台に、小学5年生の四人が町の記憶を掘り起こす全10巻構想の連作です。
1巻=鯉のぼり職人と消えた線/2巻=千方神社と三十年前の事故/3巻=騎西と黄金のイチョウ/4巻=大利根と真冬のいちごハウス。
この巻からでも楽しめます。
読み終えたら、その場所を実際に歩けます。