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牧神よ、デュパンの首を吹き鳴らせ —探偵に至る病—

  • 南1-2ホール | G-77〜78 (小説|ホラー・怪奇)
  • ぼくしんよ、でゅぱんのくびをふきならせ ーたんていにいたるやまいー
  • 眞崎十一
  • 書籍|文庫判(A6)
  • 270ページ
  • 1,600円
  • 2026/11/8(日)発行
  • 新刊
    文庫(カバー付き)/270頁

     探偵とは病である。ならば治すこともできる。
     森の奥の廃精神病院、探偵を病と呼ぶ女医、首だけの遺体。
     牧神の名を冠した病棟で、名探偵たちが推理を競う怪奇×ミステリ。

     リレー小説企画第一弾で眞崎が執筆した第一章をもとに眞崎が新たに書き下ろした単独作。
     『探偵に至る病』のAnother case。

    あらすじ
      アヴィニョンの城館で首無し殺人を解いた帰り道。ロンドンへ向かうユーロスターの車中で、私立探偵・入間肇と助手の東山晶はヘレン・ヴォーンと名乗る精神科医に声をかけられる。列車がロンドンに着いたとき、肇の姿はどこにもなかった。
      英国グロスターシャー、セヴァーン渓谷。香港の裏社会で名を知られた『探偵』呉晶晶(ウー・ジンジン)は、行方を絶った日本人探偵を追い、森の奥に佇む廃精神病院セヴァーン・アサイラムへ自ら乗り込む。そこには世界中から集められた『探偵』たちと、悪名高い医師たちがいた。主任のヘレンは微笑んで告げる。『探偵』とは精神疾患なのです、と。
      翌朝、談話室のテーブルには、ジンジンを施設へ導いた医師の首がまっすぐに立っていた。剃り上げられた頭蓋は切り開かれ、前頭前皮質のごく一部だけが抉り取られている……

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