【あらすじ】
茶の講師を生業とする敏子(としこ)。自他ともに厳しくある彼女は、長年連れ添ってきた旦那である敬三(けいぞう)の曖昧な態度にいつも辟易としていた。
そんなある年の年末、敬三が倒れる事態が発生。敏子は敬三の世話をすることになる。
病に伏しながらも、いつもの曖昧な態度は崩さない敬三に苛立つ敏子。
そんな妻に対し、敬三は「言伝を頼みたい」と言い出す。
「約束をしたんだ。年の瀬に飲みに行くと」
「でも、この身体じゃもう難しそうだからね。申し訳ないと、そう伝えてきてほしいんだ。あの人達に」
敬三に教わった場所へ敏子が向かうと、そこにあったのは風変わりな親子が経営する珈琲店で……。
年の瀬と珈琲を題材に綴る、心温まるほのぼのヒューマンドラマ第2弾。
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【収録エピソード】
・EP.2『抹茶珈琲』
・特別書き下ろしエピソード『年神バリスタ、スタッフ教育に悩む』
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※本作はTales&エブリスタにて年1更新中の小説『年神印の年の瀬珈琲』の冊子版になります。
Webで公開中のエピソードにくわえ、書き下ろしエピソードが加わった特別仕様です。