生物のありとあらゆる欲望を糧として生きる生命体、タマホウシは現代社会に溶け込み、影から平穏を脅かしていた。
そんな怪異を半身に宿している男子高校生、上ヶ丘瑛太(かみがおかえいた)はある日、条衛士(じょうえいし)と呼ばれるタマホウシ狩りを生業とする隻腕の女子高生、伊勢楓彩(いせかえで)と出会い、彼女の早とちりから殺されかける。
条衛士の同士のタマホウシをめぐる権力争いや、欲深な人間を嘲笑うタマホウシの陰謀に巻き込まれながら、人間組織とタマホウシ、どちらからも半端者と扱われている二人は互いを知り合い、惹かれ合っていく。