こちらのアイテムは2026/11/8(日)開催・文学フリマ東京43にて入手できます。
くわしくは文学フリマ東京43公式Webサイトをご覧ください。

春の役目、そして性分

  • 南1-2ホール | J-50 (小説|純文学)
  • はるのやくめ、そしてしょうぶん
  • 浮世屋
  • 書籍|文庫判(A6)
  • 164ページ
  • 600円
  • 妻と別れ、かつての若かりし自分が一人暮らしをしていたアパートに再び住むことになった泰章(やすあき)。20年ぶりにこの街へ戻ってきた泰章だが、昔にはなかった、都市の再開発の波がここにも押し寄せていることを知る。
     
     長年営業を続けていたパン屋の取り壊し。大勢の人が立ち退いた元住宅地一帯。そんな空虚を眺めては、行き場のない切なさを抱く。

     妻と別れ、毎日同じような日々を過ごす泰章そんなある日、一人の青年と出会う。その青年が語る夢を聞いて、自分の中の錆びついていた歯車が動き出す。

     止められない再開発を、どう受け止めるのか。若くはない自分、抗う力を持たない自分、変動し続ける世の中、均質化されゆく世の中。
     この目まぐるしい現代を、泰章の静的な視点からはどう映って見えるのか。
     

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