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ミレイ現象: リバタリアニズムの覚醒

  • 南1-2ホール | Q-13〜14 (評論・研究|社会批評・政治経済)
  • みれいげんしょう りばたりあにずむのかくせい
  • フィリップ・バグズ
  • 書籍|その他
  • 274ページ
  • 2,000円
  • https://x.gd/9bwml
  • 2025/10/21(火)発行
  • 2023年12月、アルゼンチンでハビエル・ミレイが大統領に就任した。 世界初となるリバタリアンの大統領を生み出し、世界に激震を与えたこの奇跡には、どのような背景があったのだろうか。
    暴力革命によって資本主義を打倒しようとしてきた従来のマルクス主義は、方向転換し、「文化」を支配することで資本主義的市民社会の柱を弱体化させようとしている。 そして、自由主義者や保守主義者が「文化の戦い」に参加してこなかったため、左派は文化における覇権を確立してきた。 左派の行き過ぎたウォーク主義やポリティカル・コレクトネスに対して、多くの国民は憤りを感じていた。
    そこにハビエル・ミレイが登場する。 私有財産の擁護、国家の縮小、国民を搾取する政治家や既得権益層への批判、そして現代の市場経済における倫理——ミレイは誰にも憚らず、率直な思いを国民に伝えた。 ミレイは国民に「文化の戦い」への参加を促したのである。 そしてついに、「沈黙の螺旋」が破られた。多くの国民がリバタリアニズムを信じ、それを公言するようになったのである。
    本書は、ハビエル・ミレイの単なる政治的成功の物語ではない。 ミレイが伝えた自由主義(リバタリアニズム)は、なぜ多くのアルゼンチン国民に支持されたのか。 そもそもリバタリアニズムとは何か。 なぜ左派は文化的覇権を確立できたのか。 なぜ左派と戦わなければならないのか。
    ——このような根本的な問いへの答えがここにある。
    「ミレイ現象」はアルゼンチンだけのものではない。 それは、世界における左派主導の文化や常識の確立に対する、普通の人々の反乱である。 そしてそれは、人々がリバタリアニズムを真に理解することで、成功へと導かれるのだ。
    オーストリア学派の主要な提唱者であり、ミレイが敬愛するヘスース・ウエルタ・デ・ソトの弟子でもあるフィリップ・バグスは、本書においてアルゼンチンの現状を明快に分析し、リバタリアニズムの未来への道筋を示している。
    序文:ハビエル・ミレイ 【目次】
    序文 第一章 はじめに 第二章 彼は突然現れた  ハビエル・ヘラルド・ミレイ  キャリア・チェンジ  大統領 第三章 特異な巡り合わせ  崩壊寸前のアルゼンチン  政治の過ち、選挙制度、そしてビジャルエル  新型コロナ、若者とソーシャルメディア  唯一無二の候補者 第四章 リバタリアン・マーケティング 第五章 レトリックの天才  繰り返される定番のフレーズ  政治カースト 第六章 パレオ・リバタリアニズム  リバタリアニズムの潮流  右派と左派のスペクトラム  国家社会主義の位置づけ  右派と左派の自由主義者  右派ポピュリズム  ミレイの分類 第七章 文化の戦い  文化の戦いの起源  新たな文化闘争(=文化の戦い)  左派による文化的覇権の目的  フランクフルト学派と1968年  サンパウロ・フォーラム  私たちの立ち位置と国家文化  何をすべきか  新たな同盟 第八章 オーストリア学派  ダボス会議、資本主義、そしてアダム・スミス  実証的な証拠  自由の概念  新古典派対オーストリア学派  独占  起業家精神  利益と損失  調整と強制  実際の社会主義における経済計算  介入主義の理論  福祉国家  気候変動  資本主義の倫理的基盤  成長、資源の希少性、そして世界政府 第九章 アルゼンチン経済の奇跡 第十章 ミレイから学べること 第十一章 エピローグ
    謝辞 参考文献 日本語版へのあとがき 訳者あとがき

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