「母の帰郷」
母が晩年を過ごした旧家を訪れた娘は、自身が封印していた古い記憶を思い出す。それは、幼い日を共に過ごした奇妙な友人との思い出だった。
文芸誌 『文学と汗 第5号 特集:謎』 寄稿作品
「しがない泥棒」
警察に出頭した一人の泥棒。彼が語り始めたのは、昨年の冬に忍び込んだというとある一軒家の話だった。
第4回 朝日ホラーコミック大賞 原作部門 優秀賞
「アコサマ」
浜辺の上空に出現した、巨大な赤ん坊の頭部。閑古鳥が鳴いていた海辺の民宿には、物見の客が押し寄せる。
第27回みやざき文学賞 3席『無垢を見上げる』を改題
「天蓋の封」
日照りが続いた夏。旅の虚無僧は、異様な生命力に満ち溢れた西瓜畑で一人の女とであう。女の色香に惑う覚慧は、封印していた記憶が呼び起こされて……。
第3回 あたらよ文学賞:嘘 最終候補作品
「私の教え子」
先生と共に森の別荘を訪れたタケル。真夜中に自分を呼ぶ声が聴こえてきて……。
書き下ろし