こちらのアイテムは2026/11/8(日)開催・文学フリマ東京43にて入手できます。
くわしくは文学フリマ東京43公式Webサイトをご覧ください。

あらゆる季節に

  • 南3-4ホール | な-13 (詩歌|俳句・短歌・川柳)
  • あらゆるきせつに
  • 久我山景色
  • 書籍|文庫判(A6)
  • 70ページ
  • 500円
  • https://kgymmm.booth.pm
  • 2026/4/20(月)発行
  • 既刊:2025年に詠んだ仄暗い短歌約70首を収録した私家版歌集
    ・文庫版/70ページ
    ・ほぼSNSやネプリなどの既発表作です。


    闇の中つつじヶ丘の字をなぞる 静謐だろう、躑躅の白は

    みなとみらい 祈りのような地区名は、まばゆい未来の海原をゆく

    わたしたち、心臓を燃やしたときのコバルトブルーを誓いと呼んだ

    太陽を食んだ唇(くち)へと触れてから、ばらが燃えてる音、こんなにも

    つり革をつかむ手首に星四つ、名前をもたない星座、あなたの

    銀食器にも似たこれは信仰で、血肉もあり、曇ったりする

    むりだった あなたを背骨として生きること、花筏、やがてくずれて

    手羽先の骨折るきみは手をぬぐい、殉教をした恋のはなしを

    描き足した生命線は銀色で鍵を失くした日の、繊月の、

    おたがいを衛星として生きてゆく、あらゆる季節に手を取りあって

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