白燐の毒に爛れる双華は雪原に咲く
- 南3-4ホール | う-38 (小説|百合)
- はくりんのどくにただれるそうかはせつげんにさく
- 大葉マイカ
- 書籍|文庫判(A6)
- 51ページ
- 300円
- 2026/11/8(日)発行
※この作品は委託頒布です
暗闇のなか、仄かに光り始める身体。過酷な運命にただれる明治時代の女工たち──
毒に蝕まれ、光を放つ。その傷口に、あなたは美しさを見いだせますか?
悲しみを背負う少女たちが互いを照らし、ともに毒に冒され果てゆく心の輝きを描いた、残酷なまでに美しくはかない終幕の物語。
明治時代、没落した士族の家の娘であるハナは、函館のマッチの工場で働くことになる。黄燐の毒に身を侵されながらも、工女である蕗と共に懸命に生き抜いていく。
