歌集 隣人
- 南3-4ホール | と-19 (詩歌|俳句・短歌・川柳)
- かしゅう りんじん
- 阿佐田綾子
- 書籍|文庫判(A6)
- 178ページ
- 1,000円
- https://x.com/Ayakoasada
- 2026/5/4(月)発行
——たらちねの母とはつひに思はれぬ女が一人くたばりにけり (本文󠄁より)
歌集は、著󠄁者󠄁の母親の死から始まる。剝き出しであけすけな、しかしどこか滑らかな詠み振りのもとに囘想される、凄絕な幼年期󠄁と苦悶に滿ちた靑春。その彼女も上京し、やがて人びととの繫りを得、徐々に、しかし確かに胸の裡を開いてゆく。本書は、生みの親に虐󠄁げられ、存在を否定された一人の童子が、一個の精󠄀神󠄀として聳え立つまでの過󠄁程󠄁である。
文󠄁庫版(ペーパーバック)
序句・片上長閑
677首收錄
178頁
